高い木を自分で切るには?
「庭にある邪魔な高い木をどうにか自分で切れないかな?」と思ったことはありませんか?
業者に切ってもらうとお金が発生しますし、放置していると木が腐ってしまった時に倒れてしまい事件事故に繋がってしまうケースもあります。
他にも邪魔な木を放置してしまうとデメリットがあります。
木が伸びてしまい枝などが広がりすぎると、家の景観を損なってしまいますし、手入れをしていなければ害虫が寄ってくるようになります。
シロアリなどは木の中の成分を主食としているので、シロアリが大量発生し、家まで飛んでいき柱などを食べてしまう可能性があります。
そうなった場合には、ひどい状態になると家を解体しなければならない状況になる可能性があります。
邪魔な木を切ることで庭の景観が良くなるだけでなく、風通しがよくなります。
切った木も生きているのであれば、材料としてイスや家具などに再利用することができます。
高い木を切るだけで先ほどあげたデメリットが無くなるだけでなく、メリットもたくさんあります。
庭の木がいつのまにか大きくなってしまい、自分ではどうしようもなくなってしまった方もいるかと思います。
なので、今回は自分で高い木を切る方法について書いていきます。
自分で高い木を切る場合では基本的に2種類の方法があります。
1つ目は高い木に登って木を切っていく方法と2つ目は木に切り込みを入れて倒す方法です。
1つずつ必要な道具と木の切り方について解説していきます。
高い木に登って切るには
高い木に登って木を切るには専門的な道具が必要ですし、自分で切るのであれば危険も多いので、素人の方にはあまりおすすめできません。
素人の方が安全に木を切りたいのであれば業者に依頼することをお勧めします。
しかし、ある程度専門的な知識があり、道具なども使ったことあるのであれば、業者に依頼せず、費用もかからないので良いと思います。
・必要な道具
高い木を切るための必要な道具を紹介します。
木の大きさにもよりますが、基本的にロープ、ランヤード、ゴーグル、作業着、脚立、ヘルメット、電動のこぎりなどが必要です。
大きな脚立で切れる木の大きさなら良いですが、それよりも高い木であればクレーン車などを使わないといけない場合もあります。
何度も書きますが、自分で高い木を切るのは難易度が高いです。
自分で木を切る場合には高い木に登り、不安定な足場の中うまく危険なチェンソーを使いこなさなければいけません。
安全面ではしっかりと考慮して作業をしましょう。
・実際の手順
実際の手順について説明していきます。
木をきることを近所の方など周りに伝えましょう。
高い木を切る際には電動のチェンソーを使う場合があるので、その場合は騒音や、木の細かいカスなどが周りに飛び散ってしまいます。
近所迷惑にも繋がる可能性もありますので、高い木を切る際には事前に近所の方々に一度連絡を入れると良いです。
木に登り少しずつ木を切っていきましょう。
一気に切ってしまうと、木が倒れてしまうリスクもありますし、切った木を持てずに落としてしまい事件事故に繋がってしまう可能性があります。
一度切って、片手で持てそうなくらいの大きさで少しずつ切っていくと良いです。
切った木がたまったら回収し処分しましょう。
切った木を放置してしまうと、シロアリなどの害虫が湧いてしまいます。
そのシロアリが自分の家だけでなく他の近所の人の家まで発生してしまうとトラブルの元になってしまいます。
切った木も状態が良いのであれば買取を行ってくれる業者もいるので一度連絡して相談してみるのもオススメです。
処分する場合は地方自治体に相談し、正しく処分しましょう。
地方自治体によって処分の方法は違うので確認ししっかりと処分することが大切です。
高い木を根本からバッサリ切るには
高い木を切る方法には根本から切り込みを入れ倒す切り方もあります。
こちらも、高い木になればなるほど専門的な知識が必要ですし、高い木であればあるほど危険が伴います。
木を倒す際に、下敷きになってしまうと最悪の場合命の危険もあります。
なので費用がかかるといって素人が無理に自分で切るのはやめましょう。
もし、自分で高い木を切る際には安全第一を考えて作業をしましょう。
・必要な道具
必要な道具を紹介します。
電動ノコギリ、くさび、ワイヤーロープ、ヘルメット、手袋、作業着などが必要です。
他にも木をノコギリで切る際に刃が動かなくなるのを防止するフェリングレバーなどもあると良いです。
・実際の手順
木を倒す方向を決めましょう。
木を倒す方向間違えてしまうと、自分の家がある方向に倒れてしまったり、他の近所の人の敷地内に倒れてしまったり危険が伴います。
なので、しっかりと木の高さによって倒す方向を考えてください。
木にロープを固定しましょう。
木を倒す際には最後引っ張って倒すのでそのためのロープを固定します。
その後、木の倒す側と反対側に切り込みを入れます。
木を倒す側にはそこに倒れるように切り込みは30度から45度くらいの斜めに切り込みを入れ倒れやすいようにしましょう。
最後はロープを使って木を倒しましょう。
自分や他の人が下敷きにならないように周りには十分に気をつけて倒すように気をつけましょう。
ここまで
2種類の木の切り方を説明してきましたが、木の大きさや太さ、高さによって木の切り方は変わってくるので、自分の庭の木がどのような方法で切って処分すればいいのか確認してみてください。
自分で切ってはいけない木もある?
高い木の中でも自分では切ってはいけない木があります。
ここでは、その木の種類をお伝えします。
この木の種類を知らなければ、ただでさえ危険な高い木を切る作業がより危険な作業になってしまいます。
間違って自分で切らない方が良い木を切ろうと作業していると、安全だと思っていた枝でも、すぐに折れてしまい、高い場所から落下し骨折などの怪我をしてしまう恐れがあります。
ただし、切らなくても良い木を知っていれば、無駄な作業をすることもないので、道具などを揃える費用など作業する時間はなくなります。
なにより、業者に任せると自分自身は確実に安全な状態で木を撤去することができるので自分で切らなくても良い木を知っているということは大切なことです。
高い場所での作業は転落してしまい大きな怪我に繋がることもあるので、ここで危険な木の特徴をしっかりと理解してください。
・危険な木の特徴
切ってはいけない高い木の特徴は斜めに生えている木と老朽化した木です。
こういった木は自分で木を切るとただでさえ危険が多い作業ですが、より危険な作業になるので、業者を利用することをオススメします。
・危険な木を放置してはいけない
こういった斜めに生えている木を放置していると、さらに木が伸びてしまい電線などにぶつかり停電などを引き起こしてしまう可能性があります。
さらに、老朽化した木は台風などの災害で折れてしまい電線を引っ張ってしまったり、他の人の家にぶつかってしまったりなどの悪影響を出す可能性があります。
また、老朽化した木は根っこも腐敗していると、根の間に空洞ができ、地盤沈下の恐れがあります。
老朽化した木や根っこはシロアリの大好物でもあるので、この斜めに生えている木や老朽化している木があれば早めに対処することをオススメします。
高い木を切る際の注意点
高い木を切る際の注意点をお伝えします。
・脚立を安全に設置する
高い木を切る際には脚立も高さのあるものを使わなければなりません。
そのためしっかりと固定しておかないと大きな怪我の元となります。
庭は道路と違いへこんでいる部分があったり、山になっている部分もあると思いますが、しっかりと対策し脚立を固定させ安全に作業を取り組みましょう。
・近所へ連絡しておく
木を切る際には近所に連絡をしましょう。
チェンソーの騒音などもそうですが、切った木が隣の家の敷地などにも影響が出る可能性があります。
そして、作業する時間も朝早すぎると近隣の住民からクレームが発生する恐れがあるので作業する時間にも気をつけましょう。
そして、もし作業中に事故が会った際にはすぐに連絡が取れ助けてくれる状態をつくるのも良いでしょう。
・切った木をちゃんとした方法で処分する
切った木はしっかりと処分しましょう。
放置していると景観も悪いですし、害虫が発生するので、早めに処分しましょう。
●自治体のゴミ回収に出す
自治体によってゴミ収集の基準が異なるので自治体に確認し、ただしく切った木を処分しましょう。
燃えるゴミとして処分できる自治体もありますが、粗大ゴミとして扱う自治体もあるので、一度自治体に連絡をとって確認しましょう。
●処分業者へ依頼する
切った木は状態が良いと業者が買取を行ってくれる業者もいるので処分するためにお金を使う前に一度業者に連絡をとって買取できるのか相談してみましょう。
・不安な場合はプロに依頼する
とは、言っても自分で高い木を切るのは時間と労力を使いますし、危険も伴います。
高所の作業となれば、1歩間違えれば大怪我につながってしまいますし、事故につながってしまう可能性だってあります。
そこで、オススメなのはしっかりと金額を明記している業者にまずは無料見積りを依頼することです。
草木伐採の会社は無料で見積りを取ってくれるところも多いため、まずは予算に合うかどうか見積りを行い、そこで難しい場合だけ自分で行うというのも一つです。
弊社庭匠(ニワショウ)では草刈り、木の伐採や抜根、剪定などのを木の長さや太さによってしっかり無料見積りを行なった上で金額をだしております。
参考金額をホームページ上に明記しておりますし、現地でのお見積もりを無料で承っております。
また、作業に関しても迅速、丁寧な作業を心がけております。
自分で木を切ったり、抜根したりといった作業を手間に思っている方や、自分で作業を行うことに不安に思っている方はぜひ一度、庭匠にお問合せ頂けたらと思います。
まとめ
いかがでしたか?
これまで高い木を自分で切る方法について書いてきました。
高い木を自分で切るには専門的な知識と専門的な道具が必要になってきます。
それだけ危険が伴う作業です。
なので、あなたが高い木きるだけの専門的な知識と道具を揃えているのであれば、自分で高い木を切るのも良いと思いますが、素人であれば無理をせずに多少お金がかかったとしても安全を優先して業者に処理してもらうのがオススメです。
庭の高い木をそのままにしておくと、台風などの災害が起きた時に折れてしまい、停電などしてしまうとあたり一帯の地域に迷惑をかけてしまいますし、害虫などもおびき寄せてしまう可能性もあります。
なので、もし家に高い木があって処理に困っているのであればぜひ早めに処理をしてください。
高い木を自分で切れるような専門的な知識と道具を持っている方は少ないと思います。
無理に自分で作業するより、安全に高い木を処理してもらうなら庭匠も協力することができます。
もし悩んでいるのであれば、一度ご連絡ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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