切った切り株をそのままにしていませんか?切り株の処理方法を徹底解説

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切り株はすぐに処理した方がいい?

木を切った際の切り株をどう処理していいかわからずそのままにしていませんか?

木を伐採したからといっても切り株は生きていて光合成をし、根を土の中にメキメキと張り巡らしていきます。

そうなった場合、作業がさらに大変になっていくだけでなく切り株の根が道路や隣の家まで広がり迷惑をかけてしまう可能性があります。

切り株の根が道路や隣の家の庭にまで伸ばしてしまうと、その地面から出た根に足を引っ掛けて転んでしまい大きな事故になってしまうこともあります。
切り株を放置すると危険な理由がありますので、まずその理由を説明していきます。


切り株を放置してはいけない理由

切り株をそのままにして置くと様々な危険を伴います。

この理由を知っておけば事前に事故を回避し、処理する作業も楽にすることができます。

では、説明していきます。



・シロアリが発生する

切り株を処理せずに放置してしまうと、シロアリが発生してしまいます。

シロアリはセルロースを摂取し土にするという生物です。

そのセルロースは主に枯れた木など切り株などにもに多く含まれています。

これだけ聞くとそのまま放置してもいいのではないかと思いがちですが、シロアリが大量発生して家の方まで侵入してしまうと、家の柱がボロボロになり最悪の場合家を解体しなければいけない事態に陥ってしまう可能性があります。

そうならないためにも、正しい切り株の対処が必要です。


・つまづいて怪我につながる

切り株をそのままにしてしまうと根っこなどが成長し、重大な事故が起きてしまう原因になる可能性があります。

ただつまづくだけなら大丈夫と思っている方もいるかと思いますが、切り株からつまづいて大事故になったケースは多いのです。

草刈機で草を刈っている時など少し危ない作業をしている場合だと切り株が原因で足首、手首の捻挫をしてまったり、場所が悪いと最悪のケース死亡事故なども起きたりするなど切り株が原因で大きな事故が起きたデータもあります。

切り株だからといって甘く見てはいけません。

もし、切り株を安全だと思い込み処理をしていない場合は注意が必要です。



・地盤沈下の原因になる

切り株がの根が大きくなりその後腐敗してしまうと地盤沈下の原因になります。

これだけの文章を読んでいるとそんなに問題はないんじゃないかと思いがちですが、大きな問題に発展する恐れがあります。

切り株も成長する前の小さな切り株なら問題はないかもしれませんが、切り株も成長し根も土の中で見えないですがメキメキ成長していきます。

そして、大きく成長した後、根っこが腐ってしまうと、その部分が空洞になり地盤が弱くなってしまうのです。

庭の場合だと、地盤沈下が起き転倒するなどの事故に繋がる可能性がありますし、もし家の下に切り株の根がいくつか張り巡らされているとしたらその家自体に住むことができなくなる可能性があります。

住宅ローンなど高いお金を払って一軒家に住んでいる方もいるかと思いますが、たったいくつかの切り株のせいで家を壊すことになったり家から出なければいけない状況になるのは最悪の状況だと思います。



ノコギリやスコップで切り株を取り除く場合

切り株を取り除く方法は切り株の周りの土を掘って取り出す場合と切り株を枯らして根を取り出す方法の2パターンあります。

ノコギリやスコップを使って切り株を取り除く方法としては、すぐ作業に取り掛かれるので切り株を枯らして取り除く方法と比べて切り株うに使う時間が少なくなります。

小さい切り株だとその分にかける時間が少なくなるので、ノコギリやスコップなどで取り除く労力は少なくなります。

・必要な道具

切り株を枯らさずに周りの土を掘って引っこ抜く為の必要な道具をお伝えします。

最低限必要なものがノコギリとスコップです。

他にもハンマーやバールを持っている方はっより早く切り株を除去することができます。

ハンマーを持っている方は切り株をハンマーで叩いて除去しやすくすることができますし、バールを持っている方であれば根っこにひっかけて切り株を取り除くことができます。

外で長時間の作業になりますので、汚れてもよい作業服や切り株に細かい枝などが生えている場合は手や指などの怪我にも繋がるので軍手だどを準備しているとより良い環境で処理作業を進めることができます。




・実際の手順

実際の手順について説明します。

簡単に説明しますと、切り株の周りをスコップで堀り、根が見えてきたらノコギリでカットし、スコップを使って切り株を取り出していく形です。

では、もっと具体的に説明していきます。




●切り株の周辺を掘り出す

切り株の周辺をスコップを使って掘り出します。

土の中に根付いている根っこを取り出さないと切り株を除去できないので、スコップを使って根っこを切る為に土をどんどん掘り出していきましょう。

切り株の根っこは深く土に根付いている場合が多いので、バールなどお持ちであれば根っこに引っ掛けてどんどん引き抜いていく処理方法も有効的です。




●切り株から生えている根を切る

ある程度根の周りの土を取り出せたら、切り株の根っこをどんどんノコギリで切ります。

切り株が大きく動くくらいの状態になれば次の工程に移ります。




●切り株をスコップで掘り出す

切り株が揺すって大きく動くくらいの状態になれば、スコップやバールを使って掘り出すように引き揚げていきます。

最初は引き上げてもなかなか動かないかと思いますが、1つ目2つ目の切り株の周りの土を掘って出てきた根を切っていく作業を繰り返し行っていくとだんだんスコップやバールを使って取り出し処理やすくなります。

切り株が持ち上げられるくらい引き上がれば切り株の撤去は完了です。




薬剤などを使って切り株を取り除く場合

次に薬剤を使って切り株の処理の仕方をお伝えします。

除草剤を使って切り株を取り除く場合は切り株を枯れさせて中に空洞を作り、除去の作業をしやすくるメリットがあります。

枯れていない切り株を切る際には木の中の空洞が少なく切り出すのに手間や労働力が必要なので、それに比べると簡単に処理することができます。

ただし、薬剤などで切り株を枯れさせるのには時間がかかるので、時間を使うというデメリットはありますが、実際の作業の時間は減らせるので少しの手間と時間を使うことで簡単に除去することができます。

では、実際にどういう方法で切り株を枯れさせていくのか説明していきます。




・除草剤を使用する

まずは除草剤を使用する方法です。

除草剤を使用して切り株を枯れさせるにはドリルなどを使って切り株に穴を開け、そこに除草剤を流し込む処理方法です。

灯油などを使っても枯れさせることができますが、灯油を使うと状況によっては発火してまう可能性もありますので、注意が必要です。

除草剤を使う時の注意点としては、切り株が新しい場合は除草剤が染み込みやすく枯れやすいのですが、伐採して時間が経っている場合は除草剤を吸収しにくいので注意が必要です。

そして、雨などが降った場合は除草剤を流し込んでも雨で流れてしまう可能性がありますので、テープや袋などで切り株を保護してしっかりと枯れさせる必要があります。

袋で切り株を保護する理由はもう1つあります。

もし近くに犬や猫などの動物がいる場合は除草剤を舐めてしまい、健康の悪影響を与えてしまう可能性があります。

もし、ペットなどを飼っている場合は特に注意が必要です。




・ビニール袋を使用する

木を伐採して切り株の状態になったとしても光合成は続けます。

なので、園芸用の黒いマルチシートなどをかぶせて腐らせる方法です。

薬剤も使わずに簡単な方法ですが、切り株の光合成を塞いだとしても切り株が枯れるまで1年ほど時間がかかるので早く切り株を処理したい方にとってはあまりオススメできません。




・腐葉土で腐らせる

次に腐葉土で切り株を腐らせる処理方法です。

腐葉土で切り株を腐らせるには切り株の周りを囲って土や砂腐葉土を使って切り株を覆うようにかぶせます。

雨が降る時期ならいいですが、乾燥している場合は水をかける必要があります。

約1年ほどかかりますが、切り株が分解され除去しやすくなります。




除去した切り株を処理するには?

除去した切り株は正しく処分しなければなりません。

その方法について何個かお伝えします。




・自治体のゴミ収集を活用する

自治体によって回収方法に異なります。

燃えるゴミとして回収してくれるのであればゴミ袋に入る大きさまで切り出す必要があります。

また粗大ゴミとして出す必要がある自治体もあるので自治体に問い合わせる必要があります。




・業者へ依頼する

とは、言っても自分で木の切り株を除去したり、処分するのは時間と労力を使いますし、危険も伴います。

根が地下深くまで根付いていた場合の作業だと素人にはなかなか難しい作業にもなってきますし、間違ったやり方をしてしまうと、シロアリの巣ができてしまうこともあります。

木の切り株を除去したり、処分するのは簡単に思えますが、実は難しい作業です。

そこで、オススメなのはしっかりと金額を明記している業者にまずは無料見積りを依頼することです。

草木伐採の会社は無料で見積りを取ってくれるところも多いため、まずは予算に合うかどうか見積りを行い、そこで難しい場合だけ自分で行うというのも一つです。

弊社庭匠(ニワショウ)では草刈り、木の伐採や抜根、剪定などのを木の長さや太さによってしっかり無料見積りを行なった上で金額をだしております。
参考金額をホームページ上に明記しておりますし、現地でのお見積もりを無料で承っております。

また、作業に関しても迅速、丁寧な作業を心がけております。

自分で木を切ったり、抜根したりといった作業を手間に思っている方や、自分で作業を行うことに不安に思っている方はぜひ一度、庭匠にお問合せ頂けたらと思います。




まとめ

いかがでしたか?

これまで切り株の処理方法について記事を書いてきました。

切り株を処理せずに放置しているとシロアリなどが家の中にも入り家の柱などを食べてしまい、家が倒壊する恐れがあります、また切り株の根が成長するとその根によっての大きな事故も多いので切り株を処理せずにいると危険がたくさんあります。

切り株を除去、処理するには時間がある場合だと除草剤や腐葉土などを使い、切り株を腐らせて作業する手間と労働力を減らしていくことが有効だと思います。

しかし、小さな切り株で今すぐに処理したい方は除草剤などを使わずにすぐに作業しても問題はないと思います。

切り株を処理せずに残して置くことが危険なので、もし自宅の庭などに放置している切り株がある方は今すぐに作業をするか、除草剤などを使って除去をすることをお勧めします。

それでも自分で作業することが手間に思うのであれば業者に依頼することも検討されても良いかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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